【夏休みの宿題】丸つけ、もっと大事にしてね、と言う話。

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 こんばんは、しめじです。
 今夜は、「夏休みの宿題」の話をします。

 「宿題」と言う存在の是非はさておき、多くの人が夏休みの宿題に追われていることだろうと思われます。
(ところで、この話をすると結構羨ましがられるのですが、私の通った高校は全く夏休みの宿題がありませんでした。夏休み明けに行われる試験の範囲が指定されているので、宿題ではないけどその範囲を勉強する、みたいな感じでした)

 こちらは当然宿題を出す側ですので、夏休み明けに回収したワークを片端からチェックするわけですが、大体宿題が満点、ページをめくれどめくれど全部○、みたいな生徒で、夏休み明けのテストの成績がいい子はいないですね。
(稀に、中間層をターゲットにしたワークだと本当に全部正解してしまう人もいるにはいるんですけどね。でも、学年に10人も15人もは出てこないですよ)

 さて、そうやってチェックしていて、ちょっと思うことが毎年あるので、今夜はそれについて話そうと思います。

目次

  • 採点がちゃんとできない。
  • 軽視されている気がするけど、大事。

採点がちゃんとできない。

 私が話をしたいのは、答えをほぼ丸写しして全部◯して出してくる人の話ではありません。
そういう人は、勉強する土俵にすら立っていないので、この話においては全く無関係です。

 気になるのは、丸付け適当な子がまあ多い、と言うこと。

 漢字間違えているのに間違えたまま、◯。
 漢文の「訓点をつけなさい」という問題で、返り点しか書いていないのに、◯。解答冊子にはちゃんと送り仮名も書いてあるのですが。
 記述問題も、30文字記述で10文字しか書いていないのに、◯。
 もちろん、30文字の記述問題でも、10文字あれば実は書けてしまうというケースもあるっちゃああるんですが。読んでみた限りそうでもない。
 逆に、同じことが書けているのに、×。

 どれだけ間違えても構わないから、丸付けはちゃんとしたほうが良いと思います。

軽視されている気がするけど、大事。

 ◯付けは、何かと軽視されがちですが、学習の上では大事な作業です。
 なぜなら、◯付け(=解答と、自分の書いたものを照らし合わせる)作業をしないと、自分は何ができていて何ができていないのかわからないから。

 漢字を間違えたまま◯していれば、正しく覚えるチャンスが失われたままだし、「訓点をつけなさい」という問題で返り点だけ書いて◯をしたら、少なくとも高校教育段階までであれば「訓点=訓読に必要な記号や字(返り点、送り仮名、句読点など)」ということを知らないままです。
 明らかに要素が少ない記述答案で◯をしたら、少なくとも△などをつけていればあっただろう「あー! これも書くべきだったのか!」という発見は失われます。それから、なぜ書くのか、なぜ要るのか、というのを考えることが大切なのに。

 反対に、あっているのに×してしまえば、これはもう地獄の道のりです。できていることをできていないと思いこんで出来るようになろうとしているわけですから。永遠に解決しません。

 勉強って、「自分は何ができて何ができないのか」を知るプロセスです。
 たとえば「受験のため」と言う極度に的を絞った勉強だとしても、そこで結果を出すために必ず踏まなければならないステップです。

 受験を通り越した後は、学問であれ、社会人としてであれ、特に「これ」と言うわかりやすいチェックポイントが存在しないまま勉強し続けることになりますが、これこそまさに「自分を知る」と言う作業の繰り返し。
 「汝自身を知れ」ってやつですね。

 なんにせよ、「自分は何ができて、何ができないのか」を正確に把握しないことには、どこにも進むことはできません。

 だから、本当はそこを丁寧にやってほしいな、と思っています。
 例えば数学のワークで答えだけ赤ペンで書くとやり直させられるのと同じです。
 もちろん、◯付けという作業は飽くまでそのプロセスに付随する動作ですから、◯と×じゃなくても構いません。たまに、赤ペン以外で出すとNGという人もいますが、私個人の考えとしては、色は別にどうでもいいです。(その辺はまあ、担当の先生の指示にとりあえず従っておきましょう。その程度のことでいちいち戦ってもエネルギーの無駄なので)

 大切なのは、ちゃんと自分のできているところとできていないところを見分けることができたか。
 もちろん、そこからできていないところをフォローするプロセスまであれば、「お、頑張ってるな」と思いますが、別にそのプロセスを同じワーク上でやれという指示はしていないので、それは問わないことにしています。

 毎年思うことですが、やっぱり勉強の内容そのものよりも、勉強の仕方をちゃんと教えていきたいな、と思いますね。

 以前も書きましたが、例えば辞書の使い方、例えば解説書のどこを読めばいいのか、すぐ見る癖を付けてほしい参考書のページ、宿題で出されたワークでは何を大事にすればいいのか。

 もうあっという間に2学期です。

では、今夜はこの辺で。

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