古典文法の基礎基本4 活用の種類:カ変、サ変

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こんばんは、しめじです。

今夜は、動詞の活用の最後、カ行変格活用とサ行変格活用についてお話しします。

目次

  1. 例によって、活用表から。
  2. カ行変格活用
  3. サ行変格活用
  4. 以上、動詞の活用九種類でした。

例によって、活用表から。

こうなります。

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カ行変格活用

今の日本語のカ行変格活用と同じく、「来(く)」が属する活用です。
今の日本語は終止形が「来る」ですが、古典では「来(く)」一文字で終止形です。「あいつが来!」みたいな感じです。

特徴は、「あ」の段以外のすべてを使うこと。
「こきくくるくれこよこ」と呪文みたいに繰り返して覚えてしまいましょう。
ちなみに命令形は二つあります。しかも、「こ」は命令形と未然形の両方にあります。見分けられない! と思うかもしれませんが、安心してください。
カ行変格活用の命令形に続く助詞や助動詞は基本的にはありません。
「こ」が文の最後以外で出てきたらとりあえず未然形だと思っておいて問題ありません。

サ行変格活用

こちらも、今の日本語と同じく「す」が属する活用です。
そしてまた、こちらも終止形は「す」一字です。ちなみに漢字で書くと「為」ですが、漢字で書くことはまずありません。

サ行変格活用は、「あ」と「お」の段以外の三つの段にまたがります。「せしすするすれせよ」とこれも呪文みたいに繰り返して覚えてしまいましょう。

また、この「す」は、他の名詞にくっついて、「愛す」「請願す」のような動詞を作る場合があります。これらも、すべてサ行変格活用の動詞として扱うので覚えておいてください。

以上、動詞の活用九種類でした。

改めて、活用表を貼っておきます。
今までのに貼ってきたものの使い回しなので、いちいち四段活用の「書く」が出てきますが、無視してください。

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見分け方としては、

四段−後ろに「ず」をつけて、「〜aず」になる。
上二段−後ろに「ず」をつけて、「〜iず」になる。
下二段−後ろに「ず」をつけて、「〜eず」になる。
上一段−「着る」「似る」「見る」「射る」「居る」など数種類。
下一段−「蹴る」だけ!
ナ変−「死ぬ」「去ぬ(いぬ)」だけ。
ラ変−「あり」「をり」「はべり」「いまそがり」の四つ。
カ変−「来(く)」だけ。
サ変−「す」だけ。

となります。
九つの聞くとひょえーとなるかもしれませんが、見分けるだけなら三種類。あまり身構えずに、ちょっとずつ口に出して覚えていけばOKです。

あとは、助動詞の識別は活用形をきちんと覚えておいた方がいいですから、活用表そのものもできれば覚えていきましょう。

明日は、動詞の活用の補足として、活用の「行」の話をする予定です。

紛らわしい語の識別ができるようになる、という目標に対してはそこまで重要な話ではないのですが、高校1年生〜2年生の間は考査や模試で聞かれることが多い内容ではあるので、もし良ければ読んでください。

では、今夜は(ちょっと短いですが)この辺で。

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